共産党は今回の衆議院選挙で、沖縄の小選挙区の議席を維持した一方、比例代表とあわせた獲得議席は8議席となり、選挙前から2つ減らす結果となりました。
これについて田村委員長は28日午後に国会内で記者会見し「沖縄では『オール沖縄ここにあり』と示す重要な勝利を得たが、比例代表で2議席を失ったのは大変悔しい結果で、力不足と責任を痛感している」と述べました。
そのうえで「今回の結果は、自民党政治への審判だ。政治を変える点で大いに協力できるところは力を尽くしていきたい」と述べ、政治を変えていくため、ほかの党との協力を進めていきたいという考えを示しました。
また、特別国会で行われる総理大臣指名選挙への対応については「これから検討するが、今回の結果は自公政権に対する『ノー』なので、その国民の要求・審判に応える行動を取っていく」と述べました。
一方、田村委員長は今回の衆議院選挙に立候補しなかった穀田恵二氏の後任の国会対策委員長に、塩川鉄也衆議院議員をあてることを28日の党の常任幹部会で決定したと明らかにしました。
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