芥川上空を多数のこいのぼりが泳ぐ「こいのぼりフェスタ1000」=大阪府高槻市

「端午(たんご)の節句」(5月5日)に合わせ、大阪府内各地に「こいのぼり」が設置され、子供たちを楽しませている。春の大型連休(GW)中、家族連れらでにぎわいそうだ。

高槻市の芥川(あくたがわ)桜堤公園では「こいのぼりフェスタ1000」が開かれ、約1千匹が優雅に泳ぐ。平成4年に始まり、市民から寄贈されたり、子供たちが手作りしたりしたこいのぼりが飾られている。今月29日にはイベントもある。

大正川の上で泳ぐこいのぼり=大阪府摂津市

摂津市の大正川河川敷公園には約700匹。市民団体「夢をひらくせっつ市民の会」が12年から続ける。同会の中野賢治代表が縫い上げ、市内の幼稚園児らが絵付けをした。吹田市の桃山公園の春日大池には約90匹。3世代が集まる場所にしようと、初めて企画された。

雲ひとつない青空の下で大和川沿いを気持ちよさそうに泳ぐ「こいのぼり」の群れ=大阪府柏原市役所

大和川沿いにある柏原市役所の2階テラスにもこいのぼりがお目見え。八尾市では近鉄高安駅の東にある恩智川の「ひらなべ橋」付近に約70匹が登場し、高安西小学校区まちづくり協議会が「恩智川鯉のぼりフェスティバル」として行っている。

恩智川の上で風に揺られて泳ぐ「こいのぼり」の群れを見物する児童ら=大阪府八尾市(同市提供)
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