衆院選で3議席を獲得した日本保守党の百田尚樹代表は29日、都内で記者会見し、愛知1区で勝利した河村たかし前名古屋市長らで衆院会派を結成し、消費税減税などの経済政策を訴えていくと主張した。「自民党政権は見過ごせないということで党を立ち上げた。自民との連携は基本的に考えていない」と述べた。
日本保守党は衆院選で比例全11ブロックの総得票数の割合が2%に達し、公選法が規定する政党要件を満たした。百田氏は結果に関し「非常に大きな一歩だが、擁立した比例6ブロック全てで当選者を出したかった」と振り返った。
同席した有本香事務総長は、特別国会の首相指名選挙では河村氏に投票すると説明した。1回目で決まらず、決選投票となった場合の対応について、百田氏は「白票の選択肢もある」とした。〔共同〕
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。