27日、沖縄県で陸上自衛隊のオスプレイが機体を損傷した事故を受け、山口知事は原因究明や安全対策について丁寧な対応を求めました。
この事故は27日に与那国駐屯地で陸上自衛隊のオスプレイが離陸しようしたところ、機体が左右に揺れ、左翼の下部が地面と接触し損傷したものです。
オスプレイは佐賀空港に建設中の駐屯地に配備される計画で、山口知事は28日に次のように述べました。
【山口知事】
「今回は防衛省の話なので、情報提供がしっかりなされて、原因究明と安全対策につながるよう、関心を持っていきたい」
Q来年度、佐賀に配備されるが?「いったん17機をとめると聞いているので、なによりも防衛省にとっても安全が大事でしょうから、そういったところについて、ひとつひとつ丁寧に対応いただくということが大事だと思う」
一方、中谷防衛大臣は29日午前、「現時点で不具合等に関する情報は来ていない」として次のように述べました。
【中谷防衛相】
「早急に原因究明を図るということとともに、地元の方々へのご不安やご懸念を払拭できるように引き続き地元の皆様方に丁寧に説明をし、そして適切の情報提供、これを行っていきたいと考えています」
防衛省は飛行の安全が確保されるまで、国内に配備された17機全てのオスプレイの運用停止を続ける方針です。
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