国会内で記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長

国会戦略や党運営、重要政策を巡る方針と、さまざまな懸案に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。

自民党政治への審判

立憲民主党・泉健太代表

東京15区、島根1区、長崎3区、どの候補者も全力で訴えを続けている。そして大きな反響をいただいている。島根1区は自民党対立憲民主党の一騎打ちだ。ここが今の自民党の政治への直接の審判になる。3つの選挙で議席を獲得することで「政治改革は今の自民党案では到底足りない」という答えを出していけるよう、最後まで頑張っていきたい。

(26日の記者会見、最終盤を迎えた衆院3補欠選挙に関して)

矛盾がない

立憲民主党・岡田克也幹事長

具体的にどういう発言をされたのか、私も承知はしていない部分もある。連合の選挙についての考え方を尊重しながら活動している。矛盾がないと考えている。

(23日の記者会見、党公認候補が共産党から支援を受ける衆院東京15区補欠選挙を巡り、連合の芳野友子会長が「容認できない」と発言したことを受けて)

高い球

日本維新の会・遠藤敬国対委員長

成果を出していくことが大事だ。国民の政治への不信を払拭できるかという一点で議論をしていきたい。ただ単に「高い球」を投げ、政局に用いて、「自民党がやる気がないんだ」と(印象づけることに)やる意味はない。

(25日に記者団に、衆院政治改革特別委員会での政治資金規正法改正などに関する議論について)

尋常ではない

国民民主党・榛葉賀津也幹事長

特定の候補者が妨害に来る。わが党の玉木雄一郎代表や仲間の議員も、恐怖と身の危険を感じたと言っていた。尋常ではない。妨害によって街頭演説を聞くことができないのは、主権者への権利侵害だ。聴衆が演説を聴取することを困難にする行為は違法行為だと公職選挙法に明記をすべきだ。

(26日の記者会見、衆院東京15区補欠選挙で推薦した候補が他陣営から受けた妨害行為に言及して)

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