衆院選で躍進した立憲民主党の野田佳彦代表は31日、自らのホームページにコメントを掲載し、「野党がバラバラのままでは自民は必ず息を吹き返す」として、首相指名選挙での政権交代を目指す考えを示した。
ホームページの国政の動きや自らの考え方を記した「かわら版」で野田氏は、「自民単独のみならず自公の過半数割れも実現できたが、残念ながら比較第1党にはなれなかった」とする一方、「『政権交代こそ最大の政治改革』と訴え続けてきた。その可能性が残っている限り、政権交代に挑む」と表明。
11月11日に召集される予定の特別国会での首相指名選挙について、「他の野党の皆さんに私の名前を書いていただくには高いハードルがあるが、粘り強く誠意ある対話を積み重ねていきたい」と強調した。
そして、「水面下の交渉ではなく、白昼に堂々と協議したい。私の提案と相手方の対応については、その都度説明責任を果たしたい。政局が流動化している時だけに、『熟議』と『公開性』を重視する決意だ」としている。
また、野田氏は、「1強の自民は瞬間的に弱くなった。でも、野党がバラバラで多弱のままでは、自民は必ず息を吹き返す」と指摘している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。