日本維新の会の吉村洋文共同代表は、11月国会で行われる首班指名について、「立憲民主党の代表の名前を書く、自民党の代表(総裁)の名前を書くのは筋をたがえていると思う」と述べました。

■「維新と書いてくれた有権者がいる。信頼を裏切ってはならない」

日本維新の会の吉村共同代表は10月31日、記者団から11月国会で行われる首班指名での対応について問われた際、衆院選で比例票が前回よりおよそ300万票減少するなど、公示前より議席を減らしたことを念頭に、「野党で維新だけが一人負けしている選挙で、維新と書いてくれた有権者がいる。これだけの状況の中でも投票していただける信頼を裏切ることはあってはならない」と述べました。

■「首班指名で立憲・自民代表の名前を書くのは筋違い」

その上で、「首班指名で、立憲民主党の代表の名前を書く、自民党の代表(総裁)の名前を書くのは筋をたがえていると思う。役員会でそうすべきだという人がいたら、僕は反対意見を出します」と述べ、自民党の石破総裁や立憲民主党の野田代表の名前を書くべきではないとの認識を示した上で、31日午後に大阪市内で行われる常任役員会で党としての対応を判断する意向を示しました。

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