31日朝、北朝鮮が発射したICBM(大陸間弾道ミサイル)級弾道ミサイルについて、林官房長官は1万5000キロを超える射程になり得るとの見解を示しました。これはアメリカ全土を射程に収める距離です。

林官房長官
「飛翔(ひしょう)距離や飛翔高度など、これまでに得られている情報を踏まえれば、弾頭重量等によっては1万5000キロを超える射程となり得るとみられます」

 林長官は「日米韓3カ国で連携して分析中」としたうえで、「必要な情報の収集分析に努め、警戒監視に全力を挙げる」と強調しました。

 今回、発射されたミサイルについては飛行時間が過去最長の86分間で、飛翔高度についても過去最高の7000キロを超えると推定されています。

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