10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。大分県内の小選挙区と比例代表で当選した4人にシリーズで今後の抱負などを聞いていきます。
三つ巴となった大分2区で与野党の前職2人を破って初当選を決めたのが無所属の広瀬建さんです。
父は5期20年にわたって知事を務めた広瀬勝貞前知事。自民党からの出馬を目指したものの現職がいたことから公認は得られず、無所属での立候補となりました。
しかし、政治とカネの問題で自民党は大逆風。保守層からの受け皿になるとともに、これまでの与野党一騎打ちだった構図からの変化を訴え、有権者の支持を集めました。
◆広瀬建氏
「やはり政治とカネに関する問題が大きかったんだと思います。そこに対する自民党への国民、県民の皆様の怒りだとか、呆れる思いが本当に強くありましたので、そこが今回の一つ、大きな争点だったとは思います」
「立憲民主と自民と無所属、この3人でやる中で、やっぱり変化を求める声が大きかったんだろうなと」
「例えば産業振興に力を入れていくだとか、地方創生に力を入れていくだとか、経済をどうするんだということを力強く話してきたつもりですが、そういうことがですね、皆様の共感を得たのではないかと」
当選から一夜が明けて行われた10月28日の会見では、引き続き自民党の所属議員として活動を目指す方針を改めて示しました。
広瀬さんによりますと、10月31日午後、自民党本部の森山幹事長から会派入りの打診があり、了承したということです。
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