衆院島根1区の補欠選挙で、街頭演説に集まった人たち=21日午後、松江市(画像の一部を加工しています)
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙の投票が28日午前始まった。即日開票され、同日深夜までに大勢が判明する見通しだ。島根1区は与野党対決の構図。自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件などの逆風を受け、東京15区と長崎3区で候補を擁立せず不戦敗となった。結果は岸田文雄首相の政権運営に影響する。 東京15区補選は東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦、立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)、諸派新人の大学客員教授飯山陽氏(48)ら計9人が立候補した。 島根1区補選は自民の細田博之前衆院議長の死去により実施。自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏(55)=公明推薦、立民元職の亀井亜紀子氏(58)の一騎打ちとなった。 裏金事件を巡る谷川弥一氏=自民離党=の辞職を受けた長崎3区補選は、立民前職の山田勝彦氏(44)=社民推薦、維新新人の学習塾経営井上翔一朗氏(40)=教育推薦=が出馬した。
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