石破首相は4日、東京都内で開かれた鳥取県人会の会合であいさつし、11月中旬に南米で開かれる、APEC=アジア太平洋経済協力会議やG20=主要20カ国・地域首脳会議の場で、アメリカのバイデン大統領や中国の習近平国家主席との首脳会談を行う調整をしていると明らかにし、実現への意欲を示した。
石破首相は「もし首班指名をいただければの話だが、その後、APEC・G20があって、ペルー・ブラジルに行く。そこで、習近平中国主席とか、バイデン大統領はまだ来年の1月までは大統領なので、そういう方々と会談ができたらいいなということを調整している」と述べた。
さらに現下の国際情勢について、ウクライナの戦争は3年経っても終結せず、ガザでも多くの人命が失われていることに触れたほか、「北朝鮮はこの間ミサイルを打ち、真上に近く打ち上げ、今までで一番高く上がった。これを仮に45度で打ったとすれば、アメリカまで届くということは、すごい大変なことだろうと思っている。いろんなことが起こり、その中で我が日本の国は、どうやっていくべきなんだろうか」と強い危機感を示した。
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