公明党は、先の衆議院選挙で議席を減らしたことなどの責任をとって、石井代表が辞任する意向を示し、斉藤国土交通大臣が新たな代表に就任する見通しです。
これを受けて、石破総理大臣は斉藤大臣の後任に、公明党からの推薦を受けて、中野洋昌氏を起用する方向で検討しています。
中野氏は、衆議院兵庫8区選出の当選5回で46歳。
国土交通省の課長補佐を経て、2012年の衆議院選挙で初当選し、これまでに経済産業政務官や党の国土交通部会長などを務めました。
先の衆議院選挙で小選挙区で当選した公明党の4人のうちの1人で、先の通常国会で政治資金規正法を改正した際には、党の実務者協議のメンバーとして、自民党との調整などにあたりました。
石破総理大臣としては、連立を組む公明党の意向を踏まえて中野氏を起用することで、政権運営を円滑に進めるねらいがあるものとみられます。
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