法務省は6日、主要7カ国(G7)とウクライナの司法当局が汚職対策を協議する「ウクライナ汚職対策タスクフォース」の初の対面会合を都内で開催した。ウクライナで支援金を適切に扱い民間の投資を呼び込むため汚職対策が課題となっている。G7は必要な対策を把握する。

「ウクライナ汚職対策タスクフォース」であいさつする牧原秀樹法相(6日、東京都内)

G7は2023年に日本で開いた司法相会合でタスクフォースの設置を共同宣言に明記した。オンライン会合で各国の取り組みを共有してきた。

今回の会合には欧州連合(EU)や国連開発計画(UNDP)の専門家らが出席した。7日までウクライナの汚職対策の機関に関する課題などを議論する。

牧原秀樹法相は会合で「経験と知識を交換し、現場レベルでの有意義な活動が実施されることを心から願っている」とあいさつした。

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