石破総理大臣はトランプ氏と早速、電話会談しました。

 (政治部・澤井尚子記者報告)
 トランプ氏と馬が合うのか、永田町や霞が関だけでなく石破総理本人も心配していたということですが、直接話をして、ほっとした様子をみせました。

石破総理大臣
「一言でいえば、非常にフレンドリーな感じがしました。本音で話しができる、そういうような方だというような印象を持った」

 電話会談はおよそ5分間で、日米同盟をより高い次元に引き上げることなどで一致しました。

 同席者は「トランプ氏の丁寧で温かい人柄も感じられ、短いながらも盛り上がった」と話します。

 石破総理は先週からすでにトランプ対策を始めていて、「長い説明を嫌う」「議論を仕掛けるな」といった説明を受けるなど、着々と準備をしていました。

 自動車関税の引き上げなど、日米の間で新たな火種も予想されるなか、なるべく早く交渉を始めるのが重要だとして、石破総理は再来週にもアメリカで初面会にこぎつけたい考えです。

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