衆議院選挙で議席を大幅に減らした自民党は、全ての所属議員を対象に結果を総括する両院議員懇談会を開催しています。

自民党本部から、フジテレビ政治部・安部多聞記者が中継でお伝えします。

会議は7日午後3時から始まり、冒頭、石破首相が選挙結果について「国民の皆さまのご期待に十分応えることができなかった。このことは私自身本当に深く反省をし、おわびをしなければならない。誠に申し訳ございません」とおわびの言葉を述べました。

両院議員懇談会の会場は満席で、不記載問題で非公認となりつつも当選した萩生田元政調会長らの姿もありました。

今回与党が過半数を割る危機的な事態に、ある党幹部は会議の前に「さらし首になってくる」と浮かない表情をしていました。

――会議では不満が噴出する形となりそうですか?

出席議員によると、すでに会合で執行部の責任の取り方について意見が出ていて、「石破首相は時機を見てお辞めになるべきだ」との発言があったとのことです。

一方で、党内では「内輪もめしている余裕はない」「ガス抜きで終わるだろう」といった意見もあり、石破首相の対応が注目されます。

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