立憲民主党の野田佳彦代表は8日の記者会見で、日本維新の会、国民民主党、共産党、社民党の野党4党に立民の政治改革案を配布したと明らかにした。自民党派閥の政治資金問題の真相解明や政治資金規正法の再改正、国会改革に関する方針を盛り込み、協力を呼びかけた。
改革案は規正法の改正について、先の通常国会で成立した改正法は不十分だと指摘した。政策活動費の廃止や企業・団体献金の禁止、調査研究広報滞在費(旧文通費)の使途公開など8項目の改革を訴えた。
野田氏は改革案をベースにして、年内に見込まれる臨時国会で野党各党と規正法再改正案を共同提出したい考えを示した。「自民、公明両党に実現を迫る形に持っていきたい」と語った。
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