日本保守党の百田尚樹代表は10日、名古屋市で街頭演説し、ユーチューブ番組での「30超えたら子宮摘出」との自身の発言について「やってはいけないこととして例を挙げたが、例えがきつすぎた。聞いていた人が不快に思うということで発言を撤回して謝罪する」と述べた。

自身の発言について撤回し謝罪した街頭演説を終え、記者団の取材に応じる日本保守党の百田尚樹代表(中央。10日午後、名古屋市)=共同

党共同代表で、前名古屋市長の河村たかし衆院議員は記者団の取材に「撤回したが、言うのもはばかられる発言だった。私からもみなさまにおわび申し上げたい」と陳謝した。

百田氏は8日配信の番組で少子化対策を議論した際「これはええ言うてるんちゃうで」「小説家のSFと考えてください」と述べた上で「30超えたら子宮摘出とか」などと語った。

日本保守党は10月の衆院選で3議席を獲得。比例全11ブロックの総得票数の割合が2%に達し、公選法が規定する政党要件を満たした。〔共同〕

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