石破茂首相は11日午前、国会内で国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の野田佳彦代表とそれぞれ個別に会談した後、首相官邸で記者団の取材に応じた。首相は「我々は、先般の衆院選の結果を謙虚に厳粛に受け止めないといけない。今後の国会運営では、野党の意見を誠実に謙虚に承りながら、国民の皆さんに見える形であらゆることの決定をしたいと協力をお願いした」と述べた。
玉木氏との間では「幹事長、政調会長あるいは政治改革の本部長同士でいろいろな協議を丁寧にやっていくということで合意をみた」と言及。野田氏からは、与党で一方的に決めるのではなく、熟議を重んじるよう求められたと明かし、「その通りだと思っている。あらゆる党と誠実に向き合っていく」と述べた。【園部仁史】
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