衆議院 正副議長と参議院議長が就任会見

この中で額賀衆議院議長は「衆議院選挙の結果、与野党伯仲になっており、国民の審判の現状をきちんと把握したうえで、公正中立な対応をしていくことが役割だ。国民の負託に応えられる国会運営を展開することが大事だ」と述べました。

一方、額賀議長は、安定的な皇位継承のあり方をめぐり、「国の根幹に関わる課題で、立法府としてしっかり整理することが正副議長の役割だ。これまでの議論を踏まえ、日程や方向づけの段取りを考えていきたい」と述べました。

新たに選出された玄葉衆議院副議長は「少数与党は、ときに困難を伴うかもしれないが、チャンスだと思う。国民の声を反映し、修正し、成案を得ることは、むしろ当たり前で、国会改革も含めて取り組むことが大事だ」と述べました。

11日に選出された関口参議院議長は記者会見で「衆議院は与党が過半数を得ない中で大変な状況かと思うが、参議院も野党と協力しながらやっていかないと厳しい状況になる。参議院らしく与野党を超えて、しっかり議論をしていきたい」と述べました。