自民党経済安全保障推進本部であいさつする小林鷹之本部長㊨(11日、党本部)

自民党の経済安全保障推進本部は11日、党本部で10月の衆院選後初めての会合を開いた。落選した甘利明元幹事長の後任として就任した小林鷹之本部長は最優先の課題として「能動的サイバー防御」の導入などを挙げた。

経済安保に関わる情報収集・分析能力の向上も急ぐ考えを示した。「結果にこだわってスピード感をもって政策を進めていく」と訴えた。

会合では重要鉱物に関するサプライチェーン(供給網)確保に関する提言案もまとめた。半導体の原材料となるレアメタルや需要の増加が見込まれる銅鉱石について安定供給に向けた対策を求めた。

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