石破総理大臣は12日に総理大臣官邸で、ことし9月に行われた沖縄県の宜野湾市長選挙で当選した佐喜真市長と会談しました。

この中で、佐喜真市長が「普天間基地を抱える市として、政府との交渉も出てくると思う。地元の要望に対してしっかり対応してほしい」と要望したのに対し、石破総理大臣は「引き続き連携を図って対応していきたい」と応じました。

そして、佐喜真市長は、
▽普天間基地の一日も早い閉鎖、返還に向け、速やかに期日を確定することや
▽返還までの間の負担軽減や危険性の除去に万全を尽くすこと
それに、
▽返還後の跡地利用は、国家プロジェクトとして国主導で取り組むこと
などを求める要望書を手渡しました。

会談のあと、佐喜真市長は記者団に対し、「返還までの間の負担軽減や危険性の除去については、結果を残すような形でやってほしい。また、駐留軍用地の先行取得事業が、しっかりと予算案に反映できるよう努力してほしいと要請した」と述べました。

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