来年、日本で開催される世界陸上に向け、宮崎県内で事前強化合宿を行うことを検討しているドイツ陸上競技連盟の関係者が視察に訪れています。

12日、県庁を訪れたのは、ドイツ陸上競技連盟の最高経営責任者イドリス・ゴンシンスカ氏など2人です。2人は、世界陸上の事前合宿を県内で行うことを検討していて、滞在中、県総合運動公園の陸上競技場を視察することにしています。

(河野知事)
「来年の世界陸上に向けて、ぜひ宮崎での合宿を検討いただければありがたいです」

ドイツの陸上チームは、2021年の東京オリンピックの前に宮崎で事前合宿を行っています。

(ドイツ陸上競技連盟 イドリス・ゴンシンスカCEO)
「宮崎は練習施設が良く、空港から施設、ホテルから施設までの距離が近いのも良い。リラックスできるところもあるので、魅力的に思っています」

事前強化合宿を行う場合、ドイツの陸上チームの選手など約80人が来年8月末から9月上旬までの約2週間、県総合運動公園陸上競技場で練習する予定で、県が最終調整に向けた協議を進めています。

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