議員の辞職に伴う衆議院長崎3区の補欠選挙は、立憲民主党の前職 山田 勝彦さん(44)が当選を確実にしました。

山田さんは集まった支持者を前に「この裏金問題のけじめは選挙で勝利してつけるものではなく、国会に戻って真の政治改革を進めることで、このけじめをつけられるものと思っている。どうか皆さん、引き続き戦ってください」と語りました。

選挙戦では増税に頼らない子育て施策の充実や離島振興策などを訴えてきた山田さん。

KTNが行った出口調査では山田さんが日本維新の会の新人 井上翔一朗さんを大きく引き離しています。

KTNでは出口調査に情勢取材などを加味して「山田さんの当選が確実」と判断しました。

山田さんは立憲民主党支持層の9割以上を固め、無党派層の約6割、自民党支持層の約5割にも支持を広げました。

国政初挑戦の井上さんは教育費の無償化など維新の実行力をアピールしましたが、及びませんでした。

井上さんは「日本維新の会としても長崎県に対するファーストステップファーストチャレンジ。まだこれで政治改革の道が絶たれたわけではない。次の来たる大きな選挙に向けてしっかりと頑張っていきたい」と語りました。

午後6時現在の推定投票率は17.08パーセントと前回2021年の衆院選と比べて14.5ポイント下がりました。

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