APEC=アジア太平洋経済協力会議に出席するため、南米ペルーを訪問中の岩屋外務大臣は、就任後初となる外遊で日米外相会談を行い、日米同盟の強化を確認した。
日米外相会談が行われるのは石破政権になって初めてで、岩屋外相は、日米同盟の強化は「日米同盟の強化が石破政権の外交安全保障政策の最優先事項だ」と伝えた。
ブリンケン国務長官との間では、インド太平洋の平和と繁栄への礎である日米同盟をさらに強化することも確認した。
ブリンケン長官からは、次のトランプ政権の国務長官として内定しているマルコルビオ上院議員について「ナイスガイだ、しっかり仕事を引き継ぐ」と紹介があった。
また、岩屋外務大臣は続いて日韓外相会談を行い、両外相間で「日韓国交正常化60周年となる来年を、日韓関係が大きく飛躍する年にすべく緊密に連携をする」ことで一致した。
さらに北朝鮮問題の協議の中で、ロシアと北朝鮮の軍事協力について「深刻な懸念を共有する」ことで一致した。
今後、首脳間に留まらず、外相間でも日韓シャトル外交を進めることに意欲を示した。
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