衆院補選東京15区で、元格闘家の須藤元気氏(46)は、落選したものの3万票近くを集めた。維新の金沢結衣氏(33)や、小池百合子知事が支援した無所属の 乙武洋匡氏(48)らを上回り、2番手と善戦した。須藤氏はX(旧ツイッター)で「大変お世話になりました」と謝意をつづった。

須藤元気氏=4月16日、江東区で

須藤氏はXで「組織票も何もない私のために地元江東区や全国から、支援者、家族、友人、チームが集まって、私を支えてくださった」と記し、「日本を皆んなで幸せになれる国に変えていく、その試みは、改めて、今日が出発点となりました。私、須藤元気は、再スタートを切ります」と、今後も政治活動を続ける考えを示した。

◆「組織票ないが…」

須藤氏は、前参院議員で元格闘家。2019年の参院選に立憲公認で立候補し初当選したが、2020年に離党。今回の選挙戦では、政党や政治団体の支援を受けない「完全無所属」を強調し、消費税減税やインボイス制度廃止などを公約に掲げた。 

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