石破首相が模索してきたアメリカ・トランプ次期大統領との早期の会談は、見送られることが分かりました。

南米・ペルーでのAPEC首脳会議に出席している石破首相は、初日の会合で2031年の議長国への立候補を表明しています。

また、各国首脳からは「自国第一主義」を掲げるトランプ氏が返り咲くことを受け、自由貿易の重要性を強調する声が相次いでいました。

こうした中、石破首相とトランプ氏の会談が見送られることがわかりました。

複数の政府関係者によりますと、トランプ氏側が、大統領就任前に外国の要人とは原則、面会しない方針を示したということです。

石破首相は、トランプ氏の復帰で国際情勢が変化する可能性も視野に、国際会議の場で各国首脳との関係構築を図っています。

APEC首脳会議は現在、最後の会合を開いていて、石破首相はこの後、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談します。

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