南米を訪問中の石破首相が調整していたアメリカのトランプ次期大統領との会談が見送りとなりました。
ペルー・リマからフジテレビ政治部・門脇功樹記者が中継でお伝えします。

“大統領就任まで外国要人と原則会わない”とするトランプ氏側の方針を受けて、面会は見送られることになりました。

APEC首脳会議に出席するためペルーを訪問している石破首相は日本時間11月17日午前5時前、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談し、北朝鮮情勢などを踏まえ、連携強化を確認しました。

石破首相は「大統領と私との間で、日韓関係を未来に向けてさらに確固たるものをしたいと思っております」と述べました。

石破首相はG20首脳会議に出席するため、ペルーに続いてブラジルを訪問します。

その帰りにアメリカでのトランプ氏との面会を調整していましたが、見送られることになりました。

見送りの背景について政府関係者は、トランプ氏側は、各国からの会談要望が相次ぎ調整がつかないことや、法律上の制約を理由に挙げたということです。

政権幹部は「双方にとって都合のよいタイミングで、しっかりと時間をとって会談したい」と話していて、今後、日本側としては改めて早期の会談実現に向けて機会を探ることになります。

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