任期満了に伴う栃木県知事選が17日に投開票され、自民、公明両党の地方組織が推薦する無所属で現職の福田富一氏(71)が、無所属新人の針川佐久真氏(74)=共産推薦、社民支持=を破り6選を確実にした。全国知事会によると、現職知事で当選6回は全国最多となる。

福田氏は次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」のJR宇都宮駅西側への延伸のほか、人口減少対策や女性・若者の活躍推進などを公約に掲げた。手堅く選挙戦を進めて多選批判をかわした。

ふくだ・とみかず=79年(昭54年)日大理工卒。宇都宮市長などを経て、04年栃木県知事。栃木県出身、71歳。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。