斎藤元彦氏は「当選確実」の一報を受け、神戸市中心部の商店街にある事務所に現れた。笑顔で何度も頭を下げる斎藤氏に、商店街にあふれかえった支援者は歓声を上げ、「斎藤、斎藤」のコールが鳴り響いた。
支援者から花束を受け取った斎藤氏は「文書問題で多くの県民のみなさまにご不安を与えたことは大変申し訳なく思っている」としたうえで「ご批判、ご指摘を真摯（しんし）に受け止め、県職員、県議、市町の首長さん、メディアのみなさん、あらゆる県民のみなさんとオール兵庫で進めていくのが大事だ」と強調した。
選挙戦について「一人からのスタートだった」と振り返り、「SNS（ネット交流サービス）や街頭活動を通じて支援を広げていただいた」と感謝の言葉を述べると、大きな拍手がわき起こった。【大野航太郎、木山友里亜】
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