ウクライナ情勢をめぐり、北朝鮮の兵士がロシア軍とともに戦闘に参加するなど軍事協力を進展させていることから、岩屋外務大臣は16日にウクライナのゼレンスキー大統領と会談し深刻に憂慮すべき事態だという認識で一致しました。

こうした中、政府は、北朝鮮とロシアの軍事協力はヨーロッパとインド太平洋の平和と安全に深刻な影響を与え、国際法に違反するものだとして、双方に対する制裁措置の強化に向けた検討に入りました。

政府は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、すでに各種の制裁を行っているほか、ウクライナに侵攻したロシアに対しても輸出入の規制や資産凍結などの制裁を行っていて、双方の資産凍結の対象を拡大することも含め具体策を協議しています。

また政府は、G7で足並みをそろえて北朝鮮とロシアへの制裁措置を強化したい考えで、各国との調整も進めていくことにしています。

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