岩手県内で線状降水帯が発生した8月の大雨について、盛岡市は浸水した住宅での土砂の撤去など、全体の7割で復旧の対応が済んだことを11月18日の会議で報告しました。
盛岡市で8月27日に降った記録的大雨では市内の住宅、道路、河川などで371件の被害が確認されています。
市は18日、対策本部員会議を開き、浸水被害を受けた住宅の土砂の撤去や道路への土のう設置などの対策により、11月14日時点で全体の7割で復旧対応済みとなったことを報告しました。
また被害額は現地調査を踏まえ精査した結果、9月時点の見込みから約5億円減額され、15億8900万円となりました。
一方、孤立状態となった上米内と浅岸地区の7世帯18人のうち、8人は公営住宅などに避難しているということです。
内舘茂市長は「被災者が一日も早く日常を取り戻せるよう復旧対策を推進する」と話しています。
また市では大雨の対応を検証する有識者会議を12月開くとしています。
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