地域の魅力を新たな形で発信です。愛媛県西条市の歴史やグルメを体感し、参加者にSNSで発信してもらうサイクリングのモニターツアーが16日に開かれました。

このモニターツアーは県東予地方局が地域活性化を目指そうと企画。参加したのは県内で自転車の魅力を発信している「ノッてる!ガールズ」や市民ライター、アウトドア関係者ら10人。スマートフォンを使ってツアーの様子をSNSで発信します。

参加者:
「せっかくなので、こういう体験ツアーを地元の人とか近くの人にも発信できたらいいなと思って(自撮り棒を)持ってきました」

県東予地方局地域政策課・塩田恭久係長:
「それぞれの(スポットでの)楽しみ、良い所を見つけていただいてそれを広くご自身の言葉で発信していただければ幸いと感じています」

ツアーは、電動アシスト付きの「E‐バイク」でJR伊予西条駅から小松地域にかけて約20キロを周遊するコースです。

参加者:
「がんばっていきましょう。では行くぞ、おー」

一行がまず体験したのは西条の地下水で「うちぬき」と呼ばれる名水めぐり。田園地帯を快走し、「加茂川左岸うちぬき公園」に到着した参加者は名水をボトルにくみ、味を確かめました。

参加者:
「いただきます。温度も違うね。(前に寄った場所と)味が違う。後味がなんか私ここの方が好きかも」

このあとは自転車で小松地区へ。小松高校では資料館を見学。旧小松藩の時代から教育先進地とされていた歴史を学んだほか、山間部に古くから伝わる石鎚黒茶も味わいました。

参加者:
「酸味がある発酵の感じ。おいしい」

また旅の楽しみは何といっても地元のグルメ。イタリアンの人気店「マルブン小松本店」を訪れました。今年3月に新たなご当地グルメを発掘する「FNSご当地うま撮GP」で日本一に輝いた「五代目鯛めし」をいただくことに。運ばれた料理をスマホで撮影。宇和島で養殖されたブランド真鯛をふっくらと焼き上げ、特製の焦がしバターしょう油で仕上げた一皿です。一口味わうと新たな愛媛の鯛めしの味に感動の表情が浮かびました。

参加者:
「美味しすぎですね。もうどんぶり3杯位いけます、本当に」

マルブン・眞鍋一成社長:
「SNSを見て拡散して頂いて、たくさんの方に食べに来て頂けたらすごく嬉しいですね」

1日で巡った観光スポットは9カ所。参加したメンバーの感想は…

参加者:
「自転車に乗ることも出来るし、(小松地区の)歴史も勉強できるし新しい鯛めしのマルブンさんのご飯も食べれられて、とても良かったと思います」

参加者:
「お隣の西条市さんがこんな市だったというのを、深く知るとおもしろ味と好きが増すので、すごくよかった」

県東予地方局は今後の商品化も見据え内容をさらに検討するとしています。

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