議員の辞職などにともなう衆議院の3つの補欠選挙の投開票が行われ、いずれも立憲民主党の候補が勝利した。

立憲民主党・元 亀井亜紀子氏(58)「この選挙戦、勝ち抜くことができました。裏金問題に対する怒りがベースにはあったと思います」

自民党・新 錦織功政氏(55)「私の非力により当選することがかないませんでしたことを、ここに深くおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」

島根1区の補選は、与野党の一騎打ちとなり、立憲民主党の亀井亜紀子氏が、自民党の錦織功政氏を破った。

立憲民主党・新 酒井菜摘氏(37)「この12日間、一生忘れられませんし、まっとうな政治実現をしてまいりたいと思います」

日本維新の会・新 金沢結衣氏(33)「お力添えをいただいたのに、自分の力不足で本当に悔しい思いでいっぱいです」

無所属・新 乙武洋匡氏(48)「とにかく結果がすべてですので、現時点では、もうそれを受け止めるしかないかな。そのように思っております」

東京15区は、自民党が候補を擁立せず、野党など9人の混戦となり、立憲民主党の酒井菜摘氏が勝利した。

長崎3区も、自民党が候補を擁立せず、立憲民主党の山田勝彦氏(44)が日本維新の会の井上翔一朗氏を破った。

今回、3つの選挙区で勝利した立憲民主党の泉代表は、次のように述べた。

立憲民主党・泉代表「政治改革を占う選挙戦だった。自民党の政治改革案がやはり進まないようであれば、早期の解散を求めていきたい」

一方、不戦敗2つを含む3敗となった自民党の茂木幹事長は「厳しい結果を重く受け止め、国民の皆さんの信頼を回復できるように努めていきたい」と述べた。

また、日本維新の会の馬場代表は、「関西以外で、小選挙区で勝つことは厳しい状況だ。全員が原点に戻って活動を積み重ねる」と述べた。

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