ブラジルで開幕したG20(主要20カ国・地域)の首脳会議は、日本時間の19日朝に首脳宣言が発表されました。

首脳宣言は、2日間の日程の初日の協議後に発表されました。

「地球規模の課題のほとんどは不平等が根底にある」と指摘し、「国際社会が直面している課題は、多国間での解決策とグローバル・ガバナンスの強化でのみ対処できる」などと記しています。

一方、「いかなる国の領土保全と主権、政治的独立に対しても、領土獲得を求める武力行使や威嚇を控えなければならない。民間人やインフラへのあらゆる攻撃を非難する」としつつ、特定の国名は挙げていません。

また、ウクライナ情勢は「人的被害や食料、エネルギー安全保障、サプライチェーンなどへの悪影響を強調する」との文言にとどめました。

各国の思惑が交錯する中、G20は日本時間19日夜から最終日の議論を行います。

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