林官房長官は21日午前、国会の議院運営委員会理事会に出席し、臨時国会を今月28日に召集することを伝えた。この国会では衆院選で与党が過半数割れした中、政府の経済対策の裏付けとなる今年度補正予算案の審議や政治資金規正法の再改正の審議が行われる見通し。
開会翌日の29日に石破首相の所信表明演説を行い、各党の代表質問を12月2日から4日に実施する。また、石破内閣初の本格的な国会論戦の場となる予算委員会での質疑は5日に衆院、6日に参院で行い、首相と全閣僚が出席する。
会期は12月21日までの24日間とする方針だが、野党側は審議状況によっては会期延長となる可能性も示唆している。
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