兵庫県知事選挙に立候補していた稲村和美さんの後援会のSNSが、選挙期間中、2回に渡って凍結されました。

後援会は、ウソの通報による妨害だとして、22日にも刑事告訴する方針です。

今月17日に投開票された兵庫県知事選挙では、斎藤元彦知事(47)が、稲村和美さん(52)に約13万票の差をつけて勝利しました。

【稲村和美さん】「正直何が争点になったのかなと斎藤候補と争ったというより、何と向かい合ってるのかなという違和感があったのは事実です」

この選挙期間中の今月6日と12日、稲村さんの後援会が運営するSNSが2回にわたり凍結されました。関係者は「SNSで禁止行為をした」という、うその通報を多数されたことで凍結されたとみています。

後援会は「ルールに反する行為はなく不当な選挙妨害だ」と主張していて、通報した不特定多数のアカウントに対し、偽計業務妨害の疑いで刑事告訴する方針を固めました。

後援会は、22日午後に兵庫県警に告訴するとしていて、公職選挙法違反の疑いでも告訴するか検討しているということです。

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