アメリカ海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、9年ぶりに横須賀に戻ってきました。

原子力空母「ジョージ・ワシントン」は、アメリカ本土で、改修や原子炉の燃料棒の交換などを終え、22日午前9時半過ぎに横須賀基地に入港しました。
空母の全長は約333メートルで、東京タワーの高さとほぼ同じです。

最大70機の艦載機を乗せることができ、今回の交代に合わせて最新鋭のF-35Cステルス戦闘機や、CMV22オスプレイを新たに搭載しました。

「ジョージ・ワシントン」はアメリカから日本に向かう途中、13日から東シナ海で行われた日米韓の共同演習に参加し、その様子を、中国海軍の情報収集艦が近くでうかがう場面も見られました。

エマニュエル駐日大使:
中国は空母の能力を見て警戒している。9年前より格段に能力が上がっているからだ。

「ジョージ・ワシントン」を中心とする艦隊は、今後、東アジアからインド洋まで広範囲ににらみをきかせる見通しです。

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