不信任による兵庫県知事の出直し選挙の結果を受けて、SNSやメディアの選挙への関わり方が改めて注目されています。長野県の阿部守一知事は11月22日の会見でSNSの在り方を含め「公平公正な選挙に向けて議論されていくべきだ」と述べました。
一連のパワハラやおねだりの疑惑をうけて議会から不信任を受けた兵庫県の斎藤元彦知事。出直し選挙では2位に13万7000票の差をつけて、当選しました。
SNSなどによるさまざまな情報の拡散が支持につながったとされ、SNSやメディアの選挙への関わり方が議論を呼んでいます。
知事はー
長野県・阿部知事:
「SNSや立候補された人の行動など、従来型の選挙とはだいぶ違ったと受け止める。多くの人が政治、選挙に関心を持っていただくことが重要。その反面、公平公正な選挙の在り方はどうあるべきか、SNSの普及でいろいろ変わってくる中で、在り方はいろんな場面で議論される必要がある」
知事はこう述べ問題意識を示しました。
これに関連してSNS上の誹謗中傷を規制する条例については「人権は尊重されるべきだが言論の自由もある。規制は慎重に考えるべき」と述べ、現時点では検討の考えがないことを示しました。
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