政府は、岩屋外相が早ければ年内にも中国を訪問し、王毅外相と会談を行う調整に入った。

日中関係を巡っては、15日にペルーで行われた石破首相と習近平国家主席との首脳会談で、外相の相互訪問を行うことが確認されていて、岩屋外相は早期の実現に向けて精力的に調整する考えを示していた。

政府関係者によると、臨時国会の審議日程もにらみつつ、年内にも訪中して王毅外相と会談する方向で調整していて、実現すれば、2023年4月の林外相(当時)以来となる。

日本産水産物の段階的な輸入再開の方向に加え、11月30日からは日本人が中国に入国する際の短期滞在ビザの免除措置が再び実施される予定で、岩屋外相としては、首脳の相互訪問の再開についても道筋をつけたい考えだ。

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