参院は25日、調査研究広報滞在費(旧文通費)の改革を巡り、有識者として参院議員の山東昭子元議長から意見聴取した。山東氏は歳費法の早期改正を訴え、制度詳細については法律の施行日までに定めるべきだと主張した。
牧野京夫議院運営委員長が意見聴取後、記者団に内容を説明した。山東氏は旧文通費が政治活動に必要な費用の財源となっており、議員歳費だけで賄うのは難しいと語った。収支報告書の提出は衆参両院の議長に提出することが望ましいとも述べた。
22日には郡司彰元副議長らの意見も聞いた。参院は与野党が使途公開のあり方などを話し合う場を11月中にも立ち上げる。
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