先の兵庫県知事選挙後、初めて行われた県議会の百条委員会で委員会側は斎藤知事の出席を求めていましたが、全国知事会の会議に出るため欠席しました。

25日は県の幹部など3人に証人尋問が行われ、公開で行われた稲木宏光理事に対しては、2023年11月に神戸市で行われた阪神・オリックスの優勝パレードに関連して、募金に応じた金融機関に補助金が出されたという疑惑と、その予算額が増額された経緯について質疑が行われました。

稲木理事はパレードが行われた当時、県の財務部長で、金融機関への補助金の予算額が1億円から4億円に増額された経緯については「額が動くのは査定のなかでよくあることというか、議論のなかであることだ」などと述べました。

委員会のあとの会見で奥谷謙一委員長は、斎藤知事への今後の証人尋問の日程が決まっていないとした上で「当初の原点というか、しっかりと斎藤知事に対して真偽が明らかになるよう証人尋問を最大限の努力で進めていきたい。委員と力を合わせて進めていきたい」と述べました。

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