自らの女性問題をめぐり衆議院議員を辞職した宮澤博行 元議員が28日取材に応じ、週刊誌による報道は「概ね事実」と認めました。その上で今後の政治活動については、白紙と述べています。
「誠に申し訳ございませんでした」
宮澤博行 元議員:
これまで支えてくださった支援者のみなさん、地元の有権者のみなさん、そしてすべての国民のみなさんに改めてお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした
防衛副大臣などを務めた宮澤博行 元衆議院議員は、既婚者でありながら都内で20代の女性と同棲していたなどと週刊誌に報じられ、自民党を離党したほか議員を辞職しています。
「議席を党に返さなければいけない」
こうした中、宮澤元議員は28日に地元で開かれた会合に出席するため辞職後初めて公の場に姿を現し、支援者への謝罪を済ませると「報道内容は概ね事実」と認めました。
宮澤博行 元議員:
過去の事例に照らして、これは離党に相当すると自分の中で決断をした。ただ、私は比例代表の身なので、離党する場合は議席を党に返さなければいけないと考え辞職という決断をした。そしてもう1つは、不記載の資金(裏金)が問題となっている中で不記載の資金を不祥事に流用したのではないかという疑念は当然生ずるものだと思います。ただ、これは絶対にそんなことはありません。しかし、そう見られるのも世の常だと思うので、そうではないということを職を辞することで訴えたいと思った
「欲が出てしまう生活スタイルだった」
その上で、今回の不祥事に至った背景として自らの欲を抑えきれなかったことを挙げています。
宮澤博行 元議員:
欲を抑えるのではなく、欲が出てしまう生活スタイルだったかもしれない。休みを取らずにずっと働き続け、それがこういう結果になったといま反省しています。ですから、きちんと自分を管理して欲が出ないような生活スタイルに改めていく。この数日間で蟄居の身の中で、いろいろ考える中で一番の反省点はそこだと思いました。欲を抑えるというのは実は難しいです。欲が出ない生活・欲が出ない自分にどう切り替えていくかというのが大事だと気付きました
宮澤元議員は今後の政治活動や次の衆院選への立候補などについて、いずれも「白紙」と話しています。
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