自民党の石破茂元幹事長(酒巻俊介撮影)

自民党の石破茂元幹事長は29日のBS日テレ番組で、9月の党総裁選出馬について明言を避けた。自民が全敗した衆院3補欠選挙を踏まえ、意欲の有無を問われたのに対し「(党内支持で)広がりを持たないと意味がない。自分の中で問い直す必要がある」と述べるにとどめた。

総裁選で4回敗北した過去に触れ「誰かが独善的に引っ張ってもうまくはいかない。私も広がりを持たなかった」と振り返った。補選全敗による岸田文雄首相の責任論に関しては「表紙を替えればいい話ではない」と慎重な考えを示した。

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