【シンガポール=共同】自民党の渡海紀三朗政調会長は30日、シンガポールでヘン・スイキャット副首相と会談した。5月15日にリー・シェンロン首相からローレンス・ウォン副首相兼財務相へ首相職を交代することを念頭に、政治・経済など幅広い分野で引き続き連携していく方針を確認した。
会談後、渡海氏は記者団に、東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係がさらに重要になると指摘し「お互いに交流をしっかり図り、情報も交換していこうと意見が一致した」と述べた。
会談では科学技術分野での協力などについて意見交換した。これに先立ち、文部科学相経験者の渡海氏は研究施設や大学を視察した。
渡海氏は4月29日に出国し、シンガポールに到着した。5月1日にはインドネシアを訪れる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。