岸田総理大臣はフランスや南米2カ国の訪問に出発しました。「自由で公正な国際秩序を強化する」と強調しています。

 岸田総理は出発を前に報道陣の取材に応じました。

 パリのOECD=経済協力開発機構の会合で議長国を務め基調講演を行うことについて、「日本はルールに基づく自由で公正な国際経済秩序を構築し強化する取り組みを主導することを訴えたい」と述べました。

 生成AIなど国際的な課題についても議論するとしました。

 また、ブラジルではルラ大統領との首脳会談に加え、日本の総理大臣として9年ぶりに南米政策に関するスピーチを行います。

 「道のり」をキーワードに「日本と中南米との今日までと、未来に向けた道のり」について発信すると説明しました。

 また、南米で唯一、台湾と外交関係を結ぶパラグアイも訪問します。

 南米2カ国には50社、合わせて170名の経済ミッションが同行し、現地の経済界と交流すると明らかにしました。

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