南米を訪問中の岸田首相は、日本時間の4日未明、ブラジルをたち、日本時間の4日午前6時過ぎ、南米で唯一、台湾と外交関係を結ぶパラグアイでの首脳会談に臨んだ。

パラグアイのペニャ大統領との会談は、日本時間の午前6時過ぎから行われた。

ペニャ大統領は、台湾との関係の維持を明言していて、会談では、軍事的圧力を強める中国について意見を交わしたものとみられる。

また、これに先立つブラジルでのルラ大統領との会談では、気候変動対策の新たな枠組み「日・ブラジル・グリーン・パートナーシップ・イニシアティブ」を立ち上げることに合意した。

アマゾンの森林保護や、クリーンエネルギー分野の協力などが盛り込まれている。

岸田首相「官民で一丸となり、日本とブラジルの2国間関係をいっそう強化していく決意を新たにいたします。ムイト・オブリガード(誠にありがとうございました)」

ブラジルはG20(主要20カ国・地域)の2024年の議長国で、両首脳は、「戦略的グローバルパートナーとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していく」ことで一致した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。