岸田首相は日本時間の5日、訪問先のブラジル・サンパウロで会見し、自民党の派閥の政治資金問題を受け、6日の帰国後にも党の政治刷新本部のメンバーと協議すると明らかにした。

岸田首相「政治資金規正法については、今国会中の改正に向けて全力を挙げていきます。6日の帰国当日にも、党の政治刷新本部のメンバーと面会をし、さらに何をすべきか、改革の方向性を確かなものにしていきたい」

さらに岸田首相は、国会議員に対して月額100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開などについて、「早期に結論を出せるよう、各党と議論を行っていく」と述べた。

また、衆議院の解散や9月の自民党総裁選の対応については、「内外の諸課題に全力で取り組むことに専念する。結果を出すことが重要で、それ以外のことは現在考えてはいない」と述べた。

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