林芳正官房長官は8日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」になって1年が経過したことに触れた。「次の感染症危機に対して政府一丸となって万全を期していきたい」と強調した。

林氏は「多くの困難と向き合いながら新型コロナと闘い、政府の対策にご協力をいただいた医療従事者をはじめ全ての国民に対して改めて感謝申し上げたい」と述べた。「後遺症により困難を抱える方々への支援は引き続き重要だ」との認識も示した。

政府は6月にも次の感染症危機に向けた行動計画を改定する。林氏は「平時の準備の大幅な拡充や複数の感染拡大に対応して、対策の機動的な切り替えをしていく方向で議論を進めている」と説明した。

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