春の叙勲の伝達式が佐賀市であり、地方自治や保健衛生の分野で功績のあった人に勲記と勲章が渡されました。
伝達式には地方自治や保健衛生の分野で功績を残した叙勲の受章者10人が出席し、1人1人に勲記と勲章が手渡されました。
元多久市議会議員山本茂雄さんは、「地域社会の発展の一助になればという思いで職務に専念してきた。関係各位の温かい指導、支援、援助のたまもの」と感謝を述べました。
受章者のうち旭日小授章を受章した池田秀夫さんは、2010年から10年間県医師会の会長を務め、新型コロナが発生した際には行政と連携して組織を立ち上げ患者の受け入れといった医療体制を整えました。
【旭日小授章・池田秀夫さん(81)】
「私を支えていただいたみなさま方に感謝感謝。これからもまだまだ現役として患者に寄り添い、仕事をしていきたい」
一方、旭日双光章を受章した富永敬二さんは、2003年から去年までの20年間県柔道整復師会の会長を務め、柔道大会やスポーツ大会では救護活動を通して地域住民の信頼に応えました。
【旭日双光章・富永敬二さん(73)】
「会のみんなが頑張ってくれたからいただいた章だと認識している。私も今まで経験したことを生かしいろいろお手伝いをさせていただければ」
この春、県内からは叙勲に39人が選ばれています。
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