台湾で震度6強を観測した地震から1カ月あまりが経過しました。
岩手県盛岡市の内舘市長は5月9日、友好都市である花蓮市の市長と会談し観光で支援したいと述べました。

盛岡市の内舘市長は地震で深刻な被害を受けた台湾・花蓮市の魏嘉彦市長とオンラインで会談しました。

盛岡市 内舘茂市長
「盛岡市民も花蓮のこと、ずっと心配していた」

花蓮市・魏嘉彦市長
「盛岡のみなさんに心からお礼申し上げたいと思う」

魏市長は「花蓮では現在も余震が続いていて観光のハイシーズンを前に影響が懸念される」と述べました。

これに対し内舘市長は「今年は友好都市となって5周年。11月には花蓮市に盛岡の山車を派遣するなど観光を通じて復興を支援していきたい」と応えました。

盛岡市 内舘茂市長
「ぜひ花蓮に来てほしいと観光を盛り上げていきたいという話もあったので、そういうことも含めて(支援を)考えていきたい」

また盛岡市では職員から寄せられた募金を5月中にも花蓮市に送るとしています。

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